残業が多いって本当?|Webマーケティング職の1日を徹底解説

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Webマーケターの1日
  • Webマーケターって実際どういう働き方をしてるんだろう?
  • 残業が多くて激務って聞いたけど本当?

Webマーケターを目指す方の中には働き方に関する疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな疑問を解消すべく「筆者を含む現役Webマーケター3名の1日」と「Webマーケティング業界の平均的な働き方」を紹介します。

結論から伝えると「Webマーケターは残業の少ないワークライフバランスの取れた仕事」と言えます。

中でもフリーランスのWebマーケターは驚くほど自由な働き方をしており筆者自身も「羨ましい!」と感じてしまうほどでした。

Webマーケターが理想の働き方を実現できる仕事か、働き方の実態を確かめていきましょう。

この記事でわかること
  • 正社員/フリーランスWebマーケターの1日のスケジュール
  • Webマーケターの残業時間や在宅勤務など働き方の実態
  • ブラック企業を見分ける方法

この記事の信頼性

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目次

【現場の声】Webマーケターの1日のスケジュール

それでは早速、Webマーケターの1日のスケジュールを紹介していきます。

事業会社に勤めるWebマーケターの1日

事業会社に勤める筆者のスケジュール

筆者の勤める事業会社で働くWebマーケターの1日を紹介します。

事業会社とは?

自社で開発した商品やサービスを販売して利益を得ている会社。

11:00 業務開始

筆者の会社は在宅勤務かつフレックスタイム制のため、朝はゆっくり目の時間から業務開始です。

フレックスタイム制とは?

従業員が自由に1日の勤務時間を決められる制度。

11:00~12:00 Web広告の運用

自社で配信をしているので広告があるので朝は広告の運用業務から開始します。

  • 成果はどれくらい出ているか
  • 必要以上に広告費を使っていないか
  • 効果を伸ばせそうなポイントはないか
  • 不正なアクセスがないか

といったことを確認しながら細かな調整や設定の変更していきます。

みなと

放置すると広告費が無駄になるので毎日対応しています

11:00~13:00 デザイナーやプログラマーと相談

この日は新しいWebマーケティング施策の実施にあたり、自社のデザイナーやプログラマーと相談の時間を設けました。

  • やりたいことは実現可能か
  • 作業にどれくらいの時間が必要になるか
  • デザインの方向性やプログラムの挙動の詳細

施策を計画的に実行するために、上記のような相談をしていきます。

13:00~14:00 昼休憩

昼休憩は自由な時間にとっていいですが、なにもなければ13時頃に取るようにしています。

簡単に食事を取ってから、昼寝をしたりYouTubeを見たりしてまったりと過ごします。

みなと

休憩時間に自由に過ごせるのは在宅勤務の嬉しい点ですね

14:00~14:30 広告代理店と打ち合わせ

午後の仕事は打ち合わせから開始です。代理店で配信してもらってる広告の効果を確認したり、自社の課題や目標などを共有して解決策や新たな施策の提案などをしてもらっています。

14:30~15:00 チームミーティング

チームミーティングでは広告の数値や売上状況を踏まえて「今後どういった動きをしていくのか」といったことを相談し合います。

その他にも「最近こういったことが流行ってるらしい」「他社がこんな企画をやっていた」といったことを雑談のような雰囲気で情報共有をしたりしています。

15:00~17:00 新規マーケティング企画

企画案を広告代理店に提案してもらうこともありますが、基本的には自社で対応しています。

  • 今抱えている課題はなにか?
  • 企画の目的や目標はなにか?
  • どんな人向けた企画が効果的か?
  • 使える予算や人員はどれくらいか?

といったことから条件に合う企画を考えるため、新規マーケティング企画には多くの時間をかけています。

答えがなく難しい仕事ですが、AIに代替される心配がなく、成功した時には大きな達成感を得られるやりがいのある仕事です。

17:00~17:30 事務作業

午後は時間が経つにつれて疲労が溜まり集中力がなくなってくるので「集中力が切れてきたな」と感じたら事務作業などで気分転換をするようにしています。

請求書の処理や会社に提出する書類の処理など、できるだけ頭を使わなくてもいい仕事をするようにしています。

みなと

気分転換には散歩や仮眠をとることもあります

17:30~18:00 公式SNSの更新

SNSがよく見られる時間になったら公式SNSの更新です。予約投稿を使うこともありますが、できるだけ季節や気候に合わせられるようリアルタイムの投稿を心がけています。

みなと

SNSはお客様から直接反応を貰えるので企画の参考にもなります

18:00~19:00 Web広告の最終確認

1日の最後には朝に調整を行ったWeb広告を最終確認です。想定していない事態が起きていないかチェックして、必要があれば再度調整をしていきます。

19:00 業務終了

この日は実働7時間と一般的な会社員よりも早めに仕事を切り上げました。

忙しい時期は残業する日もありますが、普段早めに帰宅している分、月換算での残業時間は0時間です。

休みについては土日祝日に加えて夏季休暇と年末年始に休みがあるので年間休日は125日ほどになります。

みなと

有給休暇も取りやすい環境なので大体130日前後は休みです

広告代理店に勤めるWebマーケターの1日

広告代理店に勤めるN.Tさんのスケジュール

広告代理店で務めるN.Tさんも週3日は在宅勤務をしていますが、今回は出社日の1日を紹介します。

広告代理店とは?

自社で商品を持たず、他社商品のマーケティングを請け負う会社。

9:00 出社

出社日は朝礼から1日が始まります。朝礼で仕事の進行具合や業務予定を共有し、チームの動きを確認します。

みなと

困っていることがあればメンバー同士でフォローし合うそうです

9:30~12:00 Web広告の運用・レポートの作成

広告代理店では多くの企業からWeb広告運用代行を任されています。当然、取引先の数だけ広告運用の時間も長くなります。

運用だけでなく、取引先に成果を伝えるためのレポート作成も必要なので、広告運用関連の業務だけで1日が終わってしまうこともあるそうです。

みなと

広告代理店で運用スキルを上げて独立や起業をする人も多いですよ

12:00~13:00 昼休憩

自由な時間に昼休憩をしていいルールですが、取引先から急ぎの連絡があっても対応できるよう一般的な休憩時間に合わせて取るそうです。

13:00~14:00 市場調査とマーケティング戦略の検討

取引先から新しくWebマーケティング代行の依頼を受けたので、午後からは市場調査とマーケティング戦略の検討です。

  • 今回の商品はどういう特徴や強みがあるのか
  • 競合他社の類似商品にはどんな強みがあるのか
  • どんな人に広告を届ければ成果が出るか

といったことを調査し、チームメンバーと一緒に戦略を考えていきます。

14:00~15:00 広告主との打ち合わせ

広告代理店の収益は運用代行の手数料がメインになるので広告主との打ち合わせは重要な仕事の1つです。

広告主とは?

広告代理店にマーケティングの代行を依頼している企業のこと。

その会社・商品に合わせて最適な提案ができるように

  • 売り出し中の商品やサービスの情報
  • 抱えている課題
  • 今後の目標や使える予算

といったことを事細かにすり合わせていきます。

15:00~16:00 Webメディアと打ち合わせ

広告代理店では、広告主とWebメディアの間に入って双方にとってメリットがあるように進める必要があるため、Webメディアとも打ち合わせも行います。

Webメディアとは?

広告枠のあるWebサイトや広告媒体を提供している個人や事業者のこと。

Webメディアとの打ち合わせでは

  • 直近のアクセス状況はどうなっているか
  • 広告掲載にかかる費用と見込める効果はどの程度か
  • 掲載期間中の運用はどの程度コントロールできるか

といったことを確認し、広告主の商品とメディアの相性を見極めます。

16:00~17:00 広告素材のチェック

ライターやデザイナーが作成したテキストやデザインといった広告素材が適切な品質になっているかチェックするのもWebマーケターの仕事です。

  • テキスト:誤字脱字がないか、商品の特徴を魅力的に伝えられているか
  • デザイン:視認性が悪くないか、使いやすいデザインになっているか

といったことを確認し、必要があれば修正の指示出しをします。

みなと

簡単ものはWebマーケターが修正することもありますよ

17:00~18:00 入稿作業

広告素材のチェックが完了したら入稿作業です。

入稿とは?

Webメディアに広告素材(テキスト・デザイン)やURL、広告費などを設定していく作業のこと。

素材やURLを取り違えると意図していない内容が配信されてしまいますし、広告費の設定に誤りがあると赤字なる場合もあるので慎重に進めます。

18:00 退勤

この日は急ぎの仕事やトラブルなどもなかったため定時で帰宅しました。

基本的には定時で帰宅できているそうですが、お盆や年末年始など各企業が広告を多く出すような時期もあるので、月平均では5時間程度の残業時間になるそうです。

休日は土日祝日と年末年始に加えて年に何度か特別休暇が付与されるため、合計すると年間休日は130日前後になります。

みなと

IT業界はユニークな休暇制度がある会社も多いですね

フリーランスWebマーケターの1日

フリーランスのM.Kさんのスケジュール

最後にフリーランスとして企業のWebマーケティング業務を請け負うM.Kさんの1日を紹介します。

M.Kさんはフリーランスなので働く場所も時間も自由ですが、今回は自宅で朝から働いた1日を紹介します。

みなと

自宅やカフェがメインですが、旅行先から働くこともあるそうです

9:00~10:30 広告運用

M.Kさんは広告代理店でスキルを積んでから独立したWebマーケターのため、広告運用案件も多く受けています。

案件数に応じて運用にかかかる時間は前後しますが、最近は1日2~3時間以内で終わるように受ける仕事量を調整しているそうです。

みなと

自分で仕事量を選べるのはフリーランスならではですね

11:30~13:00 Webサイトの運営

企業から仕事を受けるだけではなく、Webマーケティングスキルを活かしてご自身でもWebサイトを運営しています。

サイト運営だけでも毎月30万円程度の収益が出ているそうなので、時間を確保して仕事の1つとして運営を行っているそうです。

みなと

Webマーケティングのスキルは役立つ場面が多いですね

13:00~13:30 昼食

働く時間が自由なフリーランスに昼休憩という決まった時間はなく、好きなタイミングで休憩を取ります。

この日は予定があったので前日の夕食の余りでぱぱっと済ませましたが、ゆっくりと昼食をとることがほとんどです。

13:30~14:30 企業との打ち合わせ

午後から仕事を任せてもらっている企業との打ち合わせです。

成果が良くないと取引きが停止になってしまい、フリーランスにとっては死活問題に直結するため、しっかりと今出ている成果や現状の課題、今後の方針などを説明していきます。

時には商品やサービスの問題点を指摘して「こうしたほうがもっと売れる」という提案をすることもあるそうです。

14:30~16:30 ジムで運動

フリーランスの場合はなかなか外に出る機会がなく、運動不足になってしまうので健康のために定期的にジムに通っているそうです。

身体を壊して仕事ができなくなってしまうと収入がなくなってしまうので、健康維持も仕事の一環だそうです。

とはいえ、会社員は仕事中にジムに行くことはできないのでフリーランスの特権とも言えますね。

16:30~19:00 風呂や夕食

ジム終わりは近所の銭湯でリフレッシュして、午後の仕事のための英気を養います。

夕食は外食や宅配が多かったそうですが、最近は健康のために自炊することが多いようです。

みなと

この時間にジムや銭湯に行けるのは羨ましい…

19:00~20:30 ランディングページの構成案作成

最近は広告に欠かせないランディングページ制作の依頼も増えているそうです。

ランディングページとは?

広告をクリックしたあとに表示させる商品販売に特化したWebページのこと。

制作と言ってもM.Kさんはキャッチコピーや構成案の作成を担当し、本制作はWebデザイナーに任せています。

20:30~21:30 画像や動画の編集

Web広告で使用する画像や動画の編集作業もM.Kさんが対応しています。

独立したては、簡単なデザインスキルもなかったため、こういった作業は外注していたそうですが「デザインスキルがあったらもっと稼げる」ということに気づき、仕事をしながら勉強してスキルを身に付けたそうです。

みなと

自分から新しいスキルを学ぶ姿勢もフリーランスには必要ですね

21:30~22:30 学習や情報収集

Webマーケティングの世界はトレンドや技術の変化が早く、常に情報収集をする必要があります。

会社員であれば同僚や協力企業から情報が入ってきますが、個人で活動しているフリーランスの場合はそうもいきません。

そのため、M.Kさんは毎日のようにSNSやニュースをチェックしたり、交流会に参加するなどして業界の新常識に取り残されないように情報収集を欠かさないそうです。

みなと

フリーランスは自由である一方、相応の努力が必要になります

22:30 業務終了

日中にジムやお風呂など、ある程度自由な時間を過ごした分、業務終了は会社員よりも遅くなりました。

日によってはこれよりも早く終わることも遅くなることもありますが、生活リズムを崩さないよう24時前には仕事を終わらせるようにしているそうです。

1日の労働時間は4~6時間のことが多いそうなので、残業時間は0時間と言えるでしょう。

休日は受ける仕事量で前後しますが年間で100~120日前後だそうです。

みなと

稼ぎたい時と休みたい時で受ける仕事量を調整しているそうです

ブラックってホント?データで見るWebマーケターの働き方

ここまでは筆者の周りにいるWebマーケターの働き方を紹介してきましたが、ここからは一般的なWebマーケターの労働実態をデータとともに紹介します。

Webマーケターの平均労働時間

職種月の労働時間
Webマーケター164時間
プログラマー167時間
Webディレクター167時間
Webデザイナー170時間
出典:job tag

上記は厚生労働省が運営するjob tagでIT関連職の労働時間を調査した結果です。

昨今のIT業界は働き方改革が推進され、全体的に労働時間が短くなっています。

その中でも、Webマーケターは1日の平均労働時間が8.2時間(月20営業日で計算)となっており、残業がほとんどないワークライフバランスの取れた職種であることが分かります。

Webマーケターの在宅勤務事情は?

リモートワーク頻度に関してのアンケート結果
出典:【Webマーケターの働き方に関する実態調査】6割以上が未経験からキャリアをスタート

上記の画像は、株式会社Hagakureが2022年に発表した「Webマーケターのリモートワーク頻度」に関するアンケートの結果です。

アンケートでは約4人に1人が毎日在宅勤務をしており、週1回以上の在宅勤務をしているWebマーケターは80.3%という結果でした。

日本全体の在宅勤務率は「毎日出社」が78.0%となっているためWebマーケターは非常に在宅勤務率の高い職種ということが言えます。(出典:カオナビHRテクノロジー総研調査レポート

入社前にブラック企業を見分ける3つの方法

ここまでの解説でWebマーケターはかなりホワイトな職種であることが分かった思います。

ですが、長時間労働や休日出勤が常態化している企業があることも事実です。

求人や面接では見えてこない「労働環境の実態」を入社前に確認する方法を紹介します。

入社前にブラック企業を見分ける方法
  • 求人の条件をチェックする
  • 企業の口コミサイトを確認する
  • 転職エージェントに話を聞く

それぞれ詳しく解説していきます。

求人の条件をチェックする

求人票を見ていると以下のような異常な好条件で求人を出している企業を見かけませんか?

  • 学歴・年齢不問、書類選考なし
  • 未経験者向けの充実した研修制度あり!
  • 30名以上の大量募集!
  • 年収1000万円も可能!
  • 年間休日150日以上、フルリモート勤務!

こういった「入社ハードルが低いのに異常に好条件」で募集している企業には注意が必要です

過酷な労働環境のブラック企業は常に人の入れ替わりがあり、異常な好条件を提示することで応募者を集めて人材不足を解消しようとしている可能性があるためです

こういった釣り求人では、入社が決まったあとに以下のような事態になることが多いです。

  • 高給取りは一部の社員だけで平均以下の給与で働かされた
  • 残業・休日出勤なしと書いてたのに長時間のサービス残業・休日出勤をさせられた
  • Webマーケターとして入社したのに全く違う業務を任された

「求人とはかけ離れた労働環境だった」ということも珍しくありません

その他にも「常に求人が出ている」「企業規模に比べて採用人数が多い」といった場合も、常に人手が足りていない状態であること考えられるため注意が必要です。

企業の口コミサイトを確認する

企業の評判をまとめた口コミサイトを見るのも参考になります。口コミサイトでは実際に働いていた人が

  • 年収
  • 福利厚生
  • 残業時間や休日日数
  • 退職理由

といったことを投稿しているため、求人や面接では見えてこない実態を確認することができます

ただし、転職を考えている人(企業に不満を持っている人)が投稿しているためマイナスな意見が多くなりがちになるという点に注意しなくてはいけません。

同じような口コミが多数の投稿者から寄せられている場合に、初めて信憑性の高い情報となります

みなと

1つの投稿を鵜吞みにせず、色々な情報を確認することが大切です

転職エージェントに話を聞く

多くの求職者の転職支援をしている転職エージェントの話を聞くのもよいでしょう。

転職エージェントでは利用者の満足度を調査するために、転職成功者に「実際に働いてみてどうだったか?」というアンケートを取っているためです。

転職者もエージェントに対しては本音で話すことが多く、信頼度の高い情報が手に入ります

転職エージェントは無料で利用できるので是非相談してみましょう。

まとめ:Webマーケターの働き方は結構ホワイト

今回の記事ではWebマーケター3人の1日のスケジュールと一般的なWebマーケターの労働実態について紹介しました。

Webマーケターは残業時間も短く、在宅勤務をしている人の割合も多いワークライフバランスの取れたホワイトな職種であることがご理解いただけたと思います。

とはいえ、過酷な労働環境のブラック企業も存在するので以下の方法で入社前にブラック企業を見分けるようにしましょう。

入社前にブラック企業を見分ける方法
  • 求人の条件をチェックする
  • 企業の口コミサイトを確認する
  • 転職エージェントに話を聞く

求人表に記載されている条件が「入社ハードルが低いのに異常に好条件」な場合は、慢性的な人手不足を解消するための釣り求人である可能性があるので注意が必要です。

口コミサイトや転職エージェントで、実際に働いたことのある人の意見を確認することで労働実態を知ることができます。

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この記事を書いた人

未経験・低学歴・30代から転職を成功させた現役Webマーケター
IT企業で幅広いマーケティングに従事し、面接官としても100名以上の採用に携わる
未経験からWebマーケターを目指す方のために役立つ情報を発信中

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