IT技術の発展やスマートフォンが普及したことによりインターネット上でマーケティングを行う「Webマーケター」という職業に注目が集まり
働く場所や時間の制限が少ないこともあってWebマーケターを目指す人が増えてきています
しかし、インターネット上には「Webマーケター不要論」や「WebマーケターはAIに仕事を奪われる」という不安を煽るような情報も転がっており
- 需要があると言われているけど本当に必要とされているの?今後も必要とされ続けるの?
- WebマーケターはAIに仕事を奪われてしまうのではないか
というような不安を抱えているのではないでしょうか?
安心してください、Webマーケターの需要は年々高まっており将来的にも必要とされ続ける職業です
- Webマーケティングに将来性がある理由
- WebマーケターがAIに淘汰されない理由
- 今後のWebマーケターに求められるスキル

今回の記事ではIT系事業会社で現役のWebマーケターをしている筆者がWebマーケターの将来性について解説していきます
記事を読み終わるころには、Webマーケターの将来性に関する不安は吹き飛びますので是非、最後までご覧ください
Webマーケターに需要と将来性がある理由
Webマーケターに需要と将来性がある理由は次のようになります
- 95.3%の企業がWebマーケティングが重要と考えている
- インターネット広告費が年々増加している
- 77.2%の企業はWebマーケターが不足していると感じている
- Web業界の市場規模が全体的に伸びている
実際のデータと一緒に詳しく解説していきます
95.3%の企業がWebマーケティングが重要と考えている


アンケート結果からも分かるように、実に95.3%の企業がWebマーケティングは重要だと考えています
中には「重要だと考えてはいるものの、Webマーケティングの実施には至っていない」という企業も存在すると考えられ
今後、それらの企業がWebマーケティングを始める場合は、専門知識を持ったWebマーケターが必要不可欠になり将来的には現在よりも更に需要が伸びることが予想されます
インターネット広告費が年々増加している


少し前までは広告費のほとんどがテレビCMに使われてきましたが
2019年に初めてインターネットの広告費がテレビCMの広告費を上回りました
その後もインターネット広告費は増加し続け、2021年にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった”主要四媒体の合計広告費”よりもインターネット広告費が上回る結果になりました
インターネット広告費 | 主要四媒体の合計広告費 |
---|---|
27,052億 | 27,052億 |
インターネット広告の運用や効果検証、その後の改善もWebマーケターの仕事なのでインターネットの広告費が増えれば増えるほどWebマーケターの必要性が高まっていきます
77.2%の企業はWebマーケターが不足していると感じている


こちらのアンケートは2020年に経営者やマネージャー、マーケティング責任者など101名に「マーケティング人材数の充足について」アンケートを取った結果です
リーダー人材や教育を担える人材についてはWebマーケティングスキルだけでできる仕事ではないので省略しますが
注目すべきは“デジタルマーケができる現場人材”ついても77.2%の方が足りていないと答えている点です
「Webマーケティング」と「デジタルマーケティング」は厳密には違う意味ですが、今回は同じものとして考えてもらって大丈夫です
「企業はWebマーケティングを重要視」しており、「インターネット広告費は伸びていっている」にもかかわらずWebマーケティングを担える人材が足りていないのです
政府もデジタル庁を創設するなど社会全体が急速にデジタルシフトを推進している現状を踏まえると、
今後もWebマーケターが足りない状態は暫く続くことになるでしょう
Web業界の市場規模が全体的に伸びている
2019年から始まったコロナ禍を皮切りにWebサービスを利用する人が大幅に増加し、Web業界の市場規模が近年稀にみる勢いで拡大しました
Webサービスの利用者が増えると、Web上で商品の魅力を伝えていくWebマーケターの需要が伸びることに繋がります
これからも次々と新しいWebサービスが発表されることが予想されるので将来的にWebマーケターの需要が減少することは考えにくいといえます
今回はWeb業界の中でも特にユーザー数が伸びている「動画関連サービス」「SNS」を例に市場規模増加について説明していきます
動画関連サービスの利用時間と動画広告市場が伸びている
ここ数年で利用者が増えたWebサービスで一番にあげられるのがNetflixやYouTubeをはじめとする動画共有・配信サービスです
2019年の月間利用時間は7時間13分となり2015年の1時間51分と比較すると5年間で約4倍にもなっています(出典:Digital Trends 2019上半期|ニールセンデジタル株式会社)


利用時間が伸びたことにより動画広告の市場規模も拡大し、
Web広告業界で最大手のサイバーエージェントが実施した市場調査の結果、2021年の動画広告市場は前年と比較して142%もの成長を遂げています
サイバーエージェント今後も動画広告市場は成長を続け、2025年には1兆円を超える規模にまで成長すると予測しており
予測通りになるとは限りませんが少なからず規模は今よりも拡大するとが考えられ、動画広告を手掛けるWebマーケターの需要も伸びることが予想されます
SNSの利用者と利用率が増加している


Twitter、Instagram、FacebookをはじめとするSNSもWebマーケターが活躍する場です
SNS利用動向調査の結果、2022年のSNSの利用者は8,270万人(普及率82.0%)という結果になりました
SNS利用者の増加を受けてSNSマーケティングに力を入れ始めた企業は多く、SNSに強いWebマーケターの需要も同時に伸びてきています
2024年にはSNS利用者が8,388万人(普及率83.2%)になるという予測が立てられおり、更なるWebマーケター需要の伸びが期待できます
WebマーケターはAIに淘汰されてしまうのか?


AI技術の発展により様々な職業で「AIに代替され職を失う」というような話を聞くようになり
「WebマーケターもAIに奪われるのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが
Webマーケティングは「消費者の心を理解し、価値を感じてもらう」という“人間らしい感性”を必要とするクリエイティブな仕事なので、全ての仕事を奪われる心配はありません
これからのWebマーケターはAIを上手に活用し、人間にしかできないクリエイティブな仕事に注力していくことが重要です
今後のWebマーケターに求められるスキル
Webマーケターは需要も将来性もあることがご理解いただけたと思いますが
ITツールやAIの更なる発展により、求められるスキルが変わってくることも予想されます
今後も生き残れるWebマーケターには以下のようなスキルが求められます
- 汎用的なWebマーケティングスキル
- 専門性を身に付ける
- ディレクション・マネジメントスキル
これらのスキルをどのように身に付ければいいか説明していきます
汎用的なWebマーケティングスキル
当然ですが、最も重要なのはWebマーケティングスキルです
「Webマーケティングスキル」と一口に言ってもその手法は多様ですが、Webマーケターは大きく分けて以下の2つタイプに分かれます
- 1つの手法に特化した「特化型マーケター」
- 様々な手法を組み合わせを駆使する「汎用型マーケター」
特化型マーケターは特化している手法が廃れてしまうと人材としての需要も下がってしまう危険性があるため
おすすめは常に新しい手法を取り入れていくことで将来的にも需要が見込める汎用型マーケターを目指すことです
もしあなたが現在Webマーケティングの勉強中であれば、1つの手法にこだわることなく
様々な手法を少しずつ学んでいくことが将来性の高い汎用型マーケターになる第一歩になります
専門性を身に付ける
長年にわたって需要が絶えないのは「専門性のあるWebマーケター」です
専門性と言われると難しく感じるかもしれませんがそう難しいことはありません
例えばあなたがゲーム好きでゲームのニュースに詳しいとなれば、あなたは立派な「ゲームの専門性があるWebマーケター」です
Webマーケティングスキルとゲームの専門性を掛け合わせることで、常にゲームの関連会社から求められるWebマーケターになることができます
今は詳しいことがないという方も「既に好きなジャンル」であったり「勉強することが苦にならないジャンル」を見つけて勉強していくことで専門性を身に付けることができます
ディレクション・マネジメントスキル
今後どんなにAIが発展しても「コミュニケーションを取る仕事」や「人やモノを管理する仕事」が代替される可能性は極めて低く
ディレクションスキル・マネジメントスキルを持ったWebマーケターは生き残ることが予想されます
どちらもチームと密なコミュニケーションを取りながら仕事全体を把握して
仕事が円滑に進むように人材・予算・スケジュールなどを管理するスキルを求められます
これらのスキルを身に付けるには、目の前の仕事だけに集中するのではなく
「チーム全体がどのような動きをしているか?」という広い視点を持って働くことが重要です
まとめ:Webマーケターは需要もあり将来性もバツグン
Webマーケターの仕事は需要と将来性があり、AIに仕事を奪われる危険性も少ないということがご理解いただけたのではないでしょうか
ただし、IT技術やAIの発展により求められるスキルが変わっていく可能性はあるので
Webマーケターとして生き残るには、常に学び続けて多様なスキルを身に付けることが重要です
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