Webマーケターという職業に興味があるけれど、学歴に自信なく
- 学歴がないとWebマーケターにはなれないの?
- 低学歴からWebマーケターになる方法はないかな?
といった不安や疑問を持っている方も少なくないのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、筆者も低学歴かつ未経験から採用されていますし、面接官という立場の時も学歴だけで判断することはないのでWebマーケターの就職に学歴は関係ありません。
- Webマーケターに学歴が不要な理由
- 例外として学歴が必要になる条件
- 低学歴からWebマーケターになる方法
この記事の信頼性

なぜWebマーケターに学歴が不要だと断言できるのか
Webマーケターに学歴が不要な理由は以下の通りです
- 筆者は低学歴だがWebマーケターとして働いている
- 転職サイトのWebマーケター求人の60%以上が学歴不問
- Webマーケティング業界は学歴よりも知識や実績が重視される
それぞれ詳しく説明していきます
筆者は低学歴だがWebマーケターとして働いている
冒頭でも軽く触れましたが、筆者は低学歴かつ未経験からWebマーケターになりました。
Fラン大学を1年で中退したのち、芸術系の専門学校を卒業した「実質高卒」という学歴です。
「なにかコネみたいなものがあったんじゃないの?」「特別な経験を積んでたりしたんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、Webマーケティングの勉強してから一般的な転職活動を経て就職しています。
転職サイトに掲載されている「Webマーケター求人」の60%以上が学歴不問
以下は転職サイトで「学歴不問のWebマーケター求人数」を調査した結果です
求人数 | 学歴不問の求人数 | 割合 | |
---|---|---|---|
DUDA | 3,860件 | 2,411件 | 62.46% |
Green | 664件 | 327件 | 49.25% |
マイナビ転職 | 371件 | 216件 | 58.28% |
リクナビネクスト | 110件 | 63件 | 57.27% |
合計 | 5,005件 | 3,017件 | 60.28% |
どの求人サイトでも学歴不問のWebマーケター求人を取り扱いがあるのはもちろんですが、60%以上が学歴不問の求人であることがわかります。
Webマーケティング業界は学歴よりも知識や実績が重視される
Webマーケター不足とはいえ、なぜこんなにも学歴不問の求人が多いのでしょうか?
理由はWebマーケティング業界が実力主義社会ためです。
Webマーケターに求められるのは「どれだけ勉強ができるか」ではなく「どれだけ成果があげられるのか?」ということなので、面接官は学歴ではなく
- 今までどんなことをやってきて、どのような成果をあげたのか
- 自社でどのような仕事を任せられそうか、どのような活躍が期待できるか
- Webマーケティングの知識・経験がどの程度あるのか
といった実績や知識をもとに求職者を評価します。
以下は正社員採用の採用基準について202人の人事担当者にアンケートをとった結果です。

Webマーケターの採用に限ったアンケートではありませんが、転職市場全体でも、学歴が採用基準として重視されていないことがわかります。
注意:例外として学歴が判断基準になる場合もある
基本的にはWebマーケターの就職に学歴はあまり関係がありませんが、例外として以下のような場合は学歴が判断基準になることがあります。
- 新卒や第二新卒の場合
- 完全未経験の場合
- 大企業の場合
理由を詳しく説明していきます。
新卒や第二新卒の場合
新卒や第二新卒の場合は社会人経験が乏しく、判断基準が少ないため学歴が見られる場合があります
もちろん、学歴のほかに学生時代にWebマーケティングを学んでいた・実践していたという経験があると書類選考や面接で有利になるので
もし学歴に自信がなく今後Webマーケターとして働いていきたいという学生の方は、学業と並行してWebマーケティングの勉強をすることで同期に差をつけることができます

筆者は大学を中退したことを非常に後悔しているので卒業するために学業を優先して、空いた時間でWebマーケティングの勉強をすることを強くおすすめします
完全未経験の場合
完全未経験の場合は入社してから新しい業務や知識を学んでもらう必要があるため、以下が重要視されます。
- 基礎学力
- 学習能力や学習意欲
基礎学力は筆記試験の結果や学歴から判断しますし、学習能力や学習意欲も有名大学を卒業していることで「有名大学の出身だから学習能力があるだろう」という判断になり、学歴が有利に働きます。
完全未経験かつ低学歴の方が有名大学出身者と対等に戦うためには学習意欲や知識をアピールできるようにWebマーケティングの事前学習が必要になります。
「完全未経験の高学歴者」と「完全未経験だがWebマーケティングの知識のある低学歴者」が面接に来たら後者のほうが高評価になる可能性は十分にあります。
大企業の場合
大企業の場合は、四年制大学を卒業した人しか応募資格がないということも珍しくありません。
また一定ランク以下の大学卒業者は書類選考の時点で落とされてしまう場合もあります。
中には学歴を応募条件にしていない実績重視の大企業もありますが、そういった企業では非常に高いレベルの実務経験やスキルを要求されることがほとんどで低学歴かつ完全未経験では採用される可能性は極めて低いと言えます。
もしWebマーケターとして働きたい大企業がある場合は、他の会社で経験を積んでから転職という形で挑戦しましょう。
低学歴・未経験からWebマーケターになる方法
低学歴・未経験からWebマーケターになる方法をいくつか紹介していきます。
- 今の会社でWebマーケティング関連部署に異動する
- 片っ端から学歴不問・未経験OKの求人に応募する
- 自分でWebマーケティングを実践して実績を作る
- Webマーケティングスクールに通う
以上が低学歴かつ未経験からWebマーケターになる現実的な方法です、それぞれ詳しく解説していきます
今の会社でWebマーケティング関連部署に異動する
現職にWebマーケティング関連部署があり、異動ができるのであれば、この選択肢がベストです。
既に働いている企業であれば人間関係や会社のルールにも慣れてますし、扱っているサービスや商品、顧客の特性を知っていることがWebマーケティングおいて非常に有利に働くためです。
会社によっては異動の際に面談を設けて適正を判断する場合もあるので、最低限Webマーケティングの勉強をしておいて「なぜWebマーケターになりたいのか」も説明できるようにしておきましょう。
片っ端から学歴不問・未経験OKの求人に応募する
こんなこと?と思われるかもしれませんが筆者の主観では実践している人はかなり少ないと感じています。
採用はタイミングや運の要素も少し関係してくるので運が良ければ採用される可能性は0ではありません。
しかし、筆者も一時期この方法で多くの企業に応募したことがありますが「全て不採用」だったため、あまりおすすめはしません。
学歴不問・未経験OKというのは「スタートラインに立つ資格がある」というだけで、同時期にWebマーケティング経験者や高学歴の人が応募していると不採用になる確率が非常に高いためです。
自分でWebマーケティングを実践して実績を作る
「Webマーケターは実績が重視される」と書いてきましたが、実績とは実務経験だけではありません。
- SNSマーケティングを実践して数万人のフォロワーを集めたことがある
- YouTubeで動画投稿をしてチャンネルを成長させた経験がある
- 自分でブログを運営して集客をした経験がある
こういった個人レベルで実践できるWebマーケティングも立派な実績になります。
どれも簡単ではないですし、短期間で実績を出すことは難しいですが、本業や学業の傍らコツコツと進めて実績を作れれば非常に大きなアピールポイントになります。
「自分はWebマーケターに向いているのか?」ということを知ることもできるので、時間に余裕がある方にはおすすめです。
Webマーケティングスクールに通う
絶対にWebマーケターとして働きたい!という方にはWebマーケティングスクールがおすすめです。
低学歴かつ未経験の方にWebマーケティングスクールをおすすめする理由は以下の通りです。
- 独学では難しい最新の手法を学べる
- その道のプロから効率的に学べる
- 基本的なことから実践的な知識まで体系的に学べる
- 転職サポートを提供しているスクールもありスピーディにWebマーケターへの道が拓ける
Webマーケティングは書籍やネットを活用して独学することもできますが「なにから学べばいいかわからない」「質問できる環境がない」ということから挫折してしまう人も少なくありません。
最短で確実にWebマーケターになりたいという方はWebマーケティングスクールも視野に入れてみましょう。
まとめ:学歴は関係ないがWebマーケティングの学習は必要
今回の記事のまとめです
- 学歴よりも知識や経験が重視されるため、低学歴でもWebマーケターとして活躍できる
- 例外として新卒や完全未経験、大企業の場合は学歴が判断基準になることもある
- ただし、Webマーケティングの実績もしくは学習が必要
- おすすめはWebマーケティングスクールで実践的な知識を学んで転職サポートを活用する
以上のことからWebマーケターになることを「低学歴だから」という理由だけで諦めないでください。
低学歴かつ未経験からWebマーケターになった筆者が皆さんの夢が叶うことを心から願っています。
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